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Makeup lesson_81

大人の夏ワンピとメイクで「リュクス見せ」

2023.07.10

夏のリュクススタイルの代表格は華やかワンピ。きちんと感もありながら、華やかなシーンで大活躍すること間違いなしの人気アイテム。今回、スタイリストの冨張愛さんが選んだのは、UNTITLEDのオレンジワンピ。「撮影や収録の衣装集めをする時に目に止まり、かわいいなと思っていました」。
このワンピに似合うメイクは?「ワンピの色に合わせ、オレンジ・ブラウン・レッドなどトーンを合わせたカラーを選びました。上品でありながら抜け感のあるリュクスな仕上がりにしています」。
夏のお出かけにピッタリのメイクを教えてもらいました。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
冨張 愛さん

ファッションスタイリスト。雑誌の読者モデルなどの経験からファッション好きが高じて仕事に。タレントやアナウンサーのスタイリングを担当する傍ら、ファッションブランドとのコラボ企画等も担当。また、自身のSNSでもファッションを始め、フードやライフスタイルなどを発信している。
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Q:普段はどのようなコーデが多いですか?

「上品できれいめなコーデが多いです。そこにデザインや色でエッジィさをプラスしてオリジナリティを出すのが好きですね。UNTITLEDのこのワンピはデコルテや袖が立体的なデザインになっていて、着た時のシルエットがとてもきれいなんです」(冨張さん)。

Q:ヘアメイクで心掛けていることは?

「服とリンクするような色と質感にこだわっています。ビビッドなカラーが大好きで、服はブルーやグリーンみたいに鮮やかな色を着ることが多いです。今年の秋はにごりのない鮮やかな赤が人気の兆し。それらに合わせ、アイメイクは基本ブラウン系が多く、ラメやパールなどを足してエッジィに。仕上げはリップ。口元はベージュなどのなじみカラーよりも彩度のあるカラーを選ぶことが多いですね」(冨張さん)。

夏から秋のトレンドカラー
肌なじみ抜群のブラウン&レッドに注目

すでにビューティ市場では秋の新作コスメも! 注目のアイテムは、夏に続きブラウンをベースにしたアイシャドウパレット。「ルナソルのアイシャドウパレットは大好きで毎シーズンチェックします。今回選んだルナソル アイカラーレーション20はアクセントカラーで使ったオレンジの深み具合が絶妙。RMKのアイライナーとマッチして印象的な目元に仕上げています」。
一方、口元はSUQQUのこっくりとした秋カラーでシックな印象に。「鮮やかだけどまろやかな深みのある赤に惹かれました。秋も大活躍しそうなカラーです」(冨張さん)。

まずはアイメイクから。左上のゴールドを上まぶた全体に。「メタリックなラメがくすみを払って目元を華やかに。この1色だけでもリュクスな印象」(冨張さん)。

ワンピと相性の良い左下のオレンジを二重幅に重ね塗り。「肌なじみの良いカラーでありながらそのインパクトは絶大! 重ねるほどにオレンジに奥行きが出て印象的な眼差しに。下まぶたもライン状に足して囲ってみました」(冨張さん)。

右下のブラウンでまつげの生え際を埋めるようにライン状に描く。「インラインを描くように重ねていきます。オレンジと重なるとさらに深みのある目元に。ラインを描いた後はチップでなじませます」(冨張さん)。

RMKのアイディファニング ペンシルは2色使いを。まずは、ゴールドパールが奥に潜むモスグリーン(オーシャン ジェイド・EX-03) を上まぶたにライン状に描く。「ゴールドパール入りだから光を受けるとキラキラと瞬き、さりげなく視線を集められるのがいいですね」(冨張さん)。

今度はアンバーブラウン(シマリング ヘーゼル・EX-02)を下まぶたのまつげの生え際に沿うように描いて。「先ほど塗ったオレンジとなじんでシックな仕上がりに。このカラーが目元の抜け感を作っています」(冨張さん)。

ETVOSのマスカラは黒寄りのチョコレートブラウンを。「シャープな印象に仕上げるにはダークカラーの力強さがほしいところ。ブラウンよりもワントーン重みのあるカラーを選びました」(冨張さん)。

メイクの主役はリップ!
肌は透明感とツヤを演出

「毎日のメイクもリップを主役にしている」という冨張さん。「肌なじみのよいカラーだと顔色が悪く見えてしまうので、はっきりとした色を選んでいます」とSUQQUのモイスチャー リッチ リップスティック 深木通(127)を使用。「程よくツヤもあって色っぽい仕上がりに。秋服にも似合いそうなカラー」と大絶賛。「リップを引き立てるためにもチークを薄く引いて血色感を出しました」(冨張さん)。

SUQQUのモイスチャー リッチ リップスティック(深木通・127)を直塗り。「スルスルとしたテクスチャーで塗りやすかったです。色といい、ふっくらとした仕上がりは大人仕様」(冨張さん)。

頬の中央から横長にクルクルと肌を磨くように重ねる。「頬の中央からこめかみに向かって小刻みに小さく円を描くように塗るとツヤが出ます。少量ずつ重ねながら血色感をプラスしました」(冨張さん)。

  • photo/Yoshihito Muraki
  • text/Mayumi Hasegawa
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