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Makeup lesson_82

赤やオレンジをどう差し込む?
新作コスメで叶う旬メイク

2023.08.10

秋コスメを使って季節を先取りするメイクアップ講座。マスクを外して外出する機会が増えた今、「メイクのアップデートが必要」と話すのは、モデル・PRプランナーの中瀬古ゆきなさん。
「リップを塗るとパッと華やかになるし、T.P.Oに合わせてカラーを変えている」ほどリップメイク好き。メイクアイテムの中でも一番多く持っているのだとか。
夏から秋にかけて登場する新作コスメはどれも大人仕様。赤やオレンジを上手に使ったメリハリのあるメイクを教えてもらいました。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
中瀬古ゆきなさん

モデル・PRプランナー。ファッションブランドの販売スタッフからPR会社に転身。モデル活動の両立生活を経て26歳の時に独立。SNSマーケティングを得意とし、ジュエリー・ファッションブランドのPRやイベントなどの活動を行っている。
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Q:普段はどのようなファッションが多いですか?

「つい最近、髪を30センチほどカットしたらモードでモノトーンな服を選ぶことが多くなりました。モードの中でもデザインは甘め。例えば、パフスリープの袖を選んだりして、甘さと辛さのバランスを心掛けています」(中瀬古さん)。

Q:髪を切り、メイクにも変化があったのでは?

「基本は変わりません(笑)。メイクはリップメイク派です。洋服や気分に合わせてカラーを変えて楽しんでいます。一方、アイメイクは眉を整えて、目元はヌーディーなブラウンやくすみピンクで仕上げることが多いです」(中瀬古さん)。

肌のツヤを活かしながらクールでシックな秋仕様に

清潔感のあるホワイトのノースリーブブラウスと鮮やかで落ち着いたオレンジカラーのパンツコーデ。1枚トップスを羽織れば、もう秋仕様。「秋のはじまりを感じさせる深みのあるオレンジに合わせてメイクをしました」と中瀬古さん。
「メインはOSAJIとHERAの計3点を使ったリップメイクで、ボリュームのある艶唇に。ライナーでしっかり縁取りをした後、こっくりとしたオレンジブラウンのリップでツヤを出しています。一方、目元はクレ・ド・ポー ボーテのビンクブラウンで陰影をつけてMiMCのリキッドアイライナーとTHREEのマスカラはまつげ上下にたっぷりと塗ってクールな印象に」(中瀬古さん)。

顔の第一印象を左右する眉メイクからスタート。THREEのアドバンスドアイデンティティ ブラウシェーピングデュオのナチュラルグレー(06)をチョイス。「右のライトブラウンで眉のフレームを作り、左のワックスを目尻側に重ねて立体的に。このワックスは自眉に乗せると艶と奥行きが出るんです」(中瀬古さん)。

クレ・ド・ポー ボーテのアイシャドウパレットはSundried Driftwood(3)を。左上のピンクベージュを上まぶた全体、下まぶたのライン状に塗った後、右上のラメ入りブラウンを二重幅に重ねて。「二重幅よりオーバー気味に塗るのがポイント。瞬きをした時にも陰影が出て、印象的な目元になります」(中瀬古さん)。

右下の赤みブラウンを黒目の中心から目尻に向かってライン状に描く。「この後アイラインを重ねるので、そのベースとなります。少し太めに描きながらぼかしていくと自然な仕上がりに。目尻は2〜3ミリ伸ばすように。赤みを差すと大人っぽさが増しますね」(中瀬古さん)。

左下のベージュをふわっと重ねるのがポイント。「上まぶたは黒目中心から目尻にかけて、下まぶたは目頭から黒目の中央までの涙袋にポンポンとのせます。クレ・ド・ポー ボーテのアイシャドウは色を重ねてもにごらないのがいいですね」(中瀬古さん)。

MiMCのミネラルチャコールアイライナーはアースブラウン(03)を。「黒目の中心から目尻にかけてラインを描きます。目尻は少しハネて、キャットアイにしました。竹炭成分を配合し、透け感のある仕上がり感が今っぽいアイテム。ブラシのコシがちょうど良く、太さも自由自在に」(中瀬古さん)。

マスカラは艶やかなブラックを上下まつげにたっぷりと。「長さもボリュームも欲しい人におすすめしたいですね。ダマにならずスッと塗れます」(中瀬古さん)。

リップでトレンドカラーを上手にプラス

季節の変わり目をメイクで表現する方法、それがリップメイク。「深みのあるカラーに差し替えるだけで、メイクの仕上がりがガラッと変わります。オレンジのパンツとも相性が良く、全体が引き締まってみえます。HERAはリップスティックとグロスの2本使いをしました。グロスで仕上げた後、頬の高い位置にポンポンとのせてチークにするとメイクのワントーンコーデが完成!」(中瀬古さん)。

OSAJIのニュアンス リップボーダーライナー(04)でリップラインを丁寧に描いて。「鮮やかなカラーを塗る時はリップラインをするとしないとでは仕上がりに大きな違いが出ます。スルスルと描きやすく、透け感もあるのでラフなシーンならこれ1本でOK」(中瀬古さん)。

HERAのセンシュアルヌードバームからはネイキッドアーモンド(429)を。唇全体に直塗り。「赤みも感じられるオレンジブラウンは、大好きな色! 発色と艶が同時に叶うので、華やかさが欲しい時におすすめです」(中瀬古さん)。

唇の中央にセンシュアルヌードグロスのスピーチレス(462)を。「光を集めてより立体的な口元にするため、グロスを使いました。唇全体だとTOO MUCHなので、あえて中央部分のみに。残ったリキッドを頬の高い位置にポンポンとのせて完成です」(中瀬古さん)。

  • photo/Yoshihito Muraki
  • text/Mayumi Hasegawa
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