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Hair lesson_84 by Ippei Kimura

ひねりワザで格上げコーデ!
パーフェクト・ポニーテール

2023.08.21

アレンジ次第でカジュアルからフォーマルまで使える「ポニーテール」。そのアレンジ力は無限にあると言われていますが、今回はいつものコーデを格上げしてくれる“ワザあり”のポニーテール。
ポニーテールアレンジを得意とするWay's TOKYOのスタイリスト・木村一平さんは、「束ねる位置が高くなるとスタイルが崩れてしまうことも。特に髪の量が多い人は気になりますよね。さらに今年のような猛暑は、汗の影響でボリュ—ムがなくなりがち」と言います。
トップのボリュームを残しつつ、立体的で流れるような束感を残したポニーテールを伝授。早速、教えていただきました。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
ヘアスタイリスト 木村一平さん

PROFILE:Way's TOKYO主宰。パリ、ロンドン、NYでヘアデザインを学び帰国後、表参道の某大型サロンを経て、2015年6月にWay’sを設立。美容を通じて人を幸せにする、ワンランク上の女性のためにInstagram、YouTubeでヘアスタイリングを披露。YouTubeの動画再生回数2,100万回を超える。2022年11月に西新宿へ3号店目をオープンしたばかり。詳しくは、https://way-s.net/
Instagram : https://www.instagram.com/kimuraippei/

サイドからバックの“たるませ”具合いがスタイルアップの秘訣

いつものポニーテールにほんの少しアレンジを加えた「格上げポニーテール」。ポイントは2つ。「まずはポニーテールの結び目を崩さずキープすること。特に毛量の多い方におすすめのテクニックになります。トップからサイドにかけて細かくブロッキングしてから束ねると、崩れ防止になります。

もうひとつはサイドからバックにかけての毛流れにたるみを持たせること。耳まわりの髪をくるくると巻いた後、たるみを持たせて留めると立体的な毛流れになります。たるみを持たせた毛束がアクセントとなり、ヘアスタイル全体にこなれ感が出て美しいスタイルが叶います」(木村さん)。

ハチ部分・サイド・バック(こめかみから下)の3つに髪を分けて、ハチまわりの髪を3〜4回ねじり編みして束ねる。「特に髪の多い方はこのブロッキングが大事。ねじり編みは崩れ防止のほか、トップにボリュームを出す役目もあるんですよ」(木村さん)。

耳まわりの髪を残したサイドの髪をまとめて、先ほどの毛束の上でゴム留め。「ホールド力を高めるためにタイトに結んでOK。ゴム留めした後はギュッと締めてください」(木村さん)。

すべての髪をひとつに束ねて高めポニーテールに。「ひとつまみ取ってゴムを隠しながら巻き付けて。最後は耳まわりに残った髪をくるくると内巻きにして束感を作り、たるみを持たせてピン留めしましょう」(木村さん)。
流れるような毛流れでスタイルアップしたヘアアレンジ。是非、お試しを!

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  • photo/Yoshihito Muraki
  • hair arrangement/Ippei Kimura(Way's TOKYO)
  • text/Mayumi Hasegawa
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