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Makeup lesson_83

ファッションもメイクも王道ブラウンで!
秋の雰囲気美人の作り方

2023.09.11

秋ファッションが次々と提案されている中、ブランドのおすすめはINDIVIのロングジレ。春夏はショート丈のジレが流行っていたけど、秋は縦のラインを強調したロング丈に注目。「普段からパンツコーデが多いのでジレも大好きなアイテム」と話すのは、モデル・ライターの中村美貴さん。
ファッション&ビューティのトレンドがブラウン推しになる秋、雰囲気美人顔になれるメイクのポイントを教えてもらいました。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
中村美貴さん

モデル・ライター。幼稚園教諭を4年勤めた後、2020年に海外留学を予定したけどコロナで断念。ならば「自分の人生、好きなことをしたい」とファッションの世界へ。雑誌の読者モデルをしながらライター業にも挑戦。好奇心旺盛な性格でイタリアのビューティブランドのPRも兼任するマルチプレーヤー。
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Q:普段はどのようなファッションが多いですか?

「SNSでアップしているコーデもそうですが、圧倒的にパンツ派です(笑)。パリジェンヌのヌケ感のあるコーデが大好き。今年流行っているジレのコーデも好きですね。色はブラウン・ネイビー・ブルーなど落ち着いた色を選ぶことが多いです」(中村さん)。

Q:メイクはナチュラル派?

「はい。シンプル&マニッシュな装いが好きなので、メイク浮きしないように心掛けています。ブラウン系を中心にしたアイメイクが多いですね。中でも自分だけの決まり事があって、アイラインとマスカラはヌケ感のあるブラウンを使用しています。リップメイクも肌色になじむブラウン系、色の他にはヘルシーに見える質感も大事にしています」(中村さん)。

暖色系カラーを秋仕様に見せるワンテクニック

ようやく秋のファッションが楽しめる時期に。「ロングジレで重ね着して季節感を先取りしてみました」と語る中村さん。秋のコーデに合わせるメイクのポイントは?
「夏とは違う温かみのある雰囲気を出したかったので、暖色系の色を選びました。アイメイクはスナイデル ビューティのアイシャドウパレット!ブラウンを軸にした配色なので、どれも私好み。そこにルナソルのマスカラをポイント使いにしてアクセントを付けました。
一方、チーク&リップはオレンジがかったブラウンで肌色に血色感をプラスしています。使用したアイテムは少ないですが、細部まで丁寧にメイクすることでメイクの仕上がりを高めました」(中村さん)。

眉メイクからスタート。選んだのはヴィセのペンシルとパウダーが一緒になったダブルエンドのアイブロウ。「自眉がしっかりあるほうなので、眉色に合わせてナチュラルブラウン(BR30)を選びました。ペンシルで全体の眉の形と目尻を足してから、パウダーで薄い部分を埋めていきます」(中村さん)。

アイシャドウはスナイデル ビューティのGirl Like Me(02)をチョイス。上まぶた全体は下段のベースカラーとなるオレンジベージュを、下まぶたはライン状に塗った後、左側のラメ入りブラウンを二重幅に重ねて。
「1色目のベージュは肌なじみが良く、くすみも一掃。この仕込みが大事なんです」(中村さん)。

右側のボルドーを二重幅から目尻にかけて重ね塗り。「毛先の細いブラシで少しづつ重ねます。目尻側は“くの字”に入れてアクセントを持たせました」(中村さん)。

ローラ メルシエのペンシルアイライナーはエスプレッソブラウン(BR1)を使用。「ヌケ感もありながら目元をきちんと締めてくれる、ありそうでなかったカラー。上まぶたのまつげの生え際をライン取りした後、綿棒で目尻のほうに向かって延ばしながら整えていきます。ラインをぼかせるし、太いラインも細く修正できるので、アイライン+綿棒のセットは欠かせません」(中村さん)。

上まつげにブラウンのマスカラを塗った後、ルナソルのマスカラGlisten Berry(EX01)を黒目の中央から目尻側のみに塗る。「目尻側だけにしか使わないというのがポイントなんです。いつものマスカラメイクとは異なり、より華やかな印象になります」(中村さん)。

リップメイクは2本使いが今年風

「いつもはヌーディなカラーを選ぶことが多いのですが、今年は血色感のあるカラーも気になっています」と中村さん。秋は色と質感をそれぞれのリップで叶える、リップの2本使いを提案。「色と質感の両方をバランスよく取り入れることで、メイクの質がグッと高まります。チークも細かなパールを配合した血色感のあるカラーを選んで、全体のトーンを合わせてみました」(中村さん)。

まずはチーク。「ヘルシーで艷やかな肌をキープするにはチークの存在は欠かせません」(中村さん)。ルナソルの限定カラー・ドリームラバー(EX08 )を大きめのチークブラシにたっぷりとって、頬の高い位置からこめかみに向かってふんわりと。

アディクションの秋コレクションからはベージュ・ブラウン系のテンダーウィスパー(018)をチョイス。「スルスルと塗り心地が良く、発色はもちろんツヤも出る。まさに理想の1本」(中村さん)。

最後はスナイデル ビューティのリキッドリップカラーのスパイシーレッド(03)を唇の中央に重ねて。「スフレのようなクリーミーなテクスチャー、発色はもちろん、ふっくらとした立体感を出してくれます。先程の口紅よりこっくりとしたカラーを選ぶとより立体感が増します」(中村さん)。

  • photo/Yuma Kozu
  • text/Mayumi Hasegawa
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